この質問に対して、ほとんどの学生は「いいえ」と答えます。
そういった学生ほど失敗します。
大手病のまま就活を行い、最後の最後に後悔してメシウマになることだけは避けたいですよね。
大手病の基準は人それぞれです。今回は大手病になりやすい人の特徴を知り、その対処法までお伝えしますのでじっくり読んで頂ければ幸いです。
ちなみに僕も、プロフィールにあるとおり内定を頂いた企業のほとんどが大手企業で大手病にかかっていた一人ですのでご安心下さい。
就活でいう大手病とは?
就活においての大手病を語る上では、まずどのようなラインから大手病と言われるのかを知る必要があります。
しかし残念ながら大手病の明確な基準はありません。 F ラン大学の ラインが明確でないのと同じようなものです。
それでもよく大手病と言われるのは、個人のマインドが理由です。
このようなマインドを持って就活をしている学生を大手病と呼ぶということです。
シンプルですがこういったプライドがあったり、勤め先の世間体を気にしたりといったマインドを少しでも持っている学生は大手病と呼ばれることが多いです。
大手以外は嫌だと言うのは簡単です。
しかし、その選択が自分の視野を狭め後悔する就職活動をしてしまうきっかけとなっている学生もたくさんいます。
大手病にかかってしまった就活生の末路
大手病に陥りやすい失敗例のナンバーワンの理由としては、下記のような安易な考えを持つ学生です。
この「とりあえず」という気持ちが将来震えるような末路を招くこととなります。
僕が就職活動をしている時も、就活支援をしている時にたくさんそういう学生を見てきました。
「とりあえず」という言葉を自分で言えなくなるぐらい、自己分析を掘り下げ、自分のしたい仕事は大手企業でしか実現できないのか?
ということまで深く掘り下げておきましょう。
「とりあえず」で企業を選び選考に進み、うまいこと大手企業に内定をもらって働いてしまっても、結局すぐに辞めてしまう人もたくさん見てきました。
私の感覚的にも、安易な就活をしていた人こそ、就職後に鬱になり、辞めてしまう末路になる就活生が本当に多いように思います。
「なんとなく」で大手を受けてしまうその初動こそが最悪の末路を歩む第一歩だったのです。
就活で大手病にかかり失敗する学生の特徴
大手病で就活に失敗してしまう学生の特徴として一番多いのは、下記学生です。
日本人ならだれでも知っている会社や、就活をする前から耳にしたことがあるような会社は、日本にある会社の上位1%に過ぎないのです。
こういったことは誰も教えてくれませんので頭に入れておきましょう。
企業選択の際に親の言うことを素直に聞いている
就活生の親世代は特に大手企業のメリットを存分に受けてきた世代です。
バブルを経験し、毎年昇給があたりまえ、年功序列、
大きな経済危機が起これば「やっぱり大手企業だな」
こんな感じで大手企業の恩恵を受けてきた、見てきた親世代なら子供にも大手企業へ行ってほしいのです。
また親によっては、就活に関する知識もなく「とりあえず大手」と言い聞かせる場合も少なくません。
親だからといって自分の将来をきめる就活の選択を素直にすべて聞き入れる必要もないでしょう。
特に、この記事を見て「うちの親って大手病かな?」と感じたのであれば要注意です。
特に親が追う学歴や大企業出身であればその傾向があるようですね。
人の意見に流されやすい就活生
流されやすい人も大手病にかかりやすい人の特徴です。
よくある例としては、先ほどの通り親から「大手企業に行け」と言われたので大手企業しか受けないといった学生です。
しかしこれは親の願望です。自分が親だった場合、周りの人に「私の子供は大手企業に勤めている」と言いたいですよね。
その気持ちは理解してあげた上で、本当に大手企業だけ受けるのかを考えてみてください。
周りに大手内定のメシウマ就活生がいる
「あいつまた選考落ちしてやがるメシウマw」
といった感じで大手企業からすでに内定を得ている学生が周りに多いと「自分だけ…」といった気持ちになります。
しかし、それではあなたはメシウマ状態です。
大手企業に就職することがすべてではないですし、就活はゴールではなくスタートです。
大手企業に内定を得ただけで威張っているメシウマ就活生は就職後に苦労することでしょう。
周りにそういったかわいそうなメシウマ就活生がいれば「素直に気にしない」のがベストです。
2ch(5ch)のネット情報を信じている
就活情報サイトならまだしも2ch(5ch)掲示板の情報は不確実性が高いです。
それをわかっていながら信じてしまう就活生は多いものです。
就活は情報量が物を言うという錯覚から2ch(5ch)を信じてしまう就活生は本当に多いです。
誤った情報がツイッターで拡散されたり、フェイクニュースが飛び交っている今の時代。
就活に限らず、情報源には少し注意し、全て鵜呑みにすることがしないよう心がけましょう。
正しい情報収集方法をこの就活で身に着ける意味でも2ch(5ch)の掲示板は疑いの目をもって見るようにしてください。
勤務先のステータスが欲しい就活生(特にFラン学生)
大手企業に勤めてる!というだけでモテそうですよね。
一種のステータスです。
特に F ラン大学の学生は学歴にコンプレックスがあります。
F ラン大学だった僕は、大学名を自信を持って名乗ることは今まで出来ませんでした。(そりゃそうでしょ)
実際そういった学生は多いものです。
大手病にかからないように就活をするには【克服方法と具体例あり】
だからこそ大手病にかからないように就活をする必要があります。
その大手病にかからないように活動するポイントを紹介しておきます。
志望業界を狭めすぎない
世の中にはたくさんの仕事があります。
就活という決まりきった時間の中ですべての業界をみて自分にあった職業をきめるなんて難しいんです。
だからこそ、もしあなたがまだ就活の終盤時期でないのなら、業界をもっと広く見ることをお勧めします。
ざっくりと新しい業界探しをしても時間がかかすぎます。
あなたの性格にあった業界から視野を広げていきましょう
自己分析ツールなどですでにしたことある人も多いと思います。
個人的に業界を広げるための自己分析ツールを紹介しておきます。
就活生の4人に1人が利用しています。
My analyticsが人気 キャリアパーク ・ 志望動機作成マニュアル(無料)も超有能 ・内定者のESも見放題 まず初めに大手企業に勤めれば一生安泰の時代は終了しました。 年功序列制度を採用している企業も少なくなりました。 また大手企業に無事入社しても三年以内に退職してしまう人は3割と言われています。三年3割という言葉ができるくらいです。 近年では特にAIの台頭で大手企業であっても容赦ないリストラもありえます。 今まで以上に大手企業の安心感は薄れていっていることを理解しておいてください。 だからこそ、どんな企業に就職するかではなく、自分に合った仕事はいったいどうのような仕事なのか?を重要視すべきです。 とにかく大手病の人は視野が狭くなり地です。 とりあえず名の知れた大手企業を受け続け、全落ちしたころには絶望が待っています。 いままでBtoB企業に目を向けてこなかった学生がいればこの機会にぜひ視野を広げてください。 Business to Businessの略で一般消費者ではなく、企業を相手にして事業や取引を行う会社のことです。 一方BtoCは一般消費者向けに事業を行っています。 一般的に就活生がエントリーする企業は名の知れた企業のためBto C企業と言われています。 ちなみに、BtoBとBtoCの割合ですが、BtoCはサービス全体の役5%ともいわれています。 そんな中大手業にかかり、BtoCだけ受けていても上手くいかないこともありますよね。 ですからBtoBに目を向けてほしいのです。 合説などで名前の知らない会社の出BtoB企業としてかなり有望な企業であることも多いです。 是非興味を広げてみてください。内定直結型合説はこちらがおすすめです。 あ 最大級イベントMeets Company ・内定取得率驚異の90%以上! ・ 就活生の4人に1人が利用! 自分が大手病だとわかったときに効果的な思考法の一つに「就活の軸の見直し」があります。 どれだけ大手病にかからないよう気を付けていても、無意識のうちに大手の選択をしてしまっている就活生は多いです. 企業の判断基準をここでもう一度しっかり見つめ、仮に大手病に感染する要素があるのであれば見直すべきでしょう。 と言ってもほとんどの学生がなるべく大手に努めたい気持ちはあります。 そこを理解したうえで大手病としっかり向き合って就活を行うべきでしょう。 一度でいいですのでそういったブースに足を運んでみてください。就活の視野が広がります。 大手ばかり受けていた僕にとって、ガラガラの中小企業のブースに行った時は衝撃的でした。 あなたも何かしら感じることはあると思いますのでぜひガラガラのブースにも足を運んでみてくださいね。 大手病の学生は大手企業の本体で働きたがります。しかし、大手の子会社でも大手並みの待遇であったり、安心感は非常にはあります。 大手の本体は難しいけれども、子会社なら難易度も低く内定をもらいやすいという会社がたくさんあります。 そして大手病にかかっている就活生ほど、この大手の子会社をバカにして受けない人が多いです。 特にFラン大学生に多いです。 変なプライドで子会社より本体に行きたいといった気持ちが無駄に強いんです。 そういった学生ほど、「なぜ子会社ではいけないの?」「なぜ子会社はうけないの?」といった質問をしても答えられません。 就活の視野を広げるという意味でも子会社にも目を向けてみてください。 穴場の企業が絶対に見つかるはずです。 少しでもそう感じたあなたはその時点でもう一度自己分析を深堀することもおすすめです。 僕も実際就職支援の際は、ある程度就職活動してから結果が出ず、再度自己分析へ戻り自分を見つめなおすということをしてきました。 その時に就活の軸を修正したり軸が変わったりすることも多いからです。 就職してからこういった気持ちを感じ → 退職 → 再就職 となれば・・・ このように後悔することになりかねません。 まずは自分自身をあなたが知る必要があります。いわゆる自己分析です。 ほとんどの就活生がこういった感じです。正解がないため「とりあえずやっている」就活生が多いのです。 このままだと、内定が取れずに悩んだ夏あたりに「自己分析をしっかりしていないからいけないのかな・・・」という不安に陥ります。 ぼくもこういった学生をたくさん見てきました。 つまり繰り返すと、就活がうまくいかなくなってから再度自己分析に戻ることになると、かなり遠回りをしてしまう結果になるのです。 就活の遠回りをしないためにも、もしあなたが以下に当てはまるなら「とりあえず自己分析をしているだけ」になっている可能性があります。 「自己分析をそもそもしていない!」 「自己分析が完璧だ!」と自信をもって言えない! 「自己分析の最終確認」をまだしていない! 大手病とは気づかないうちに発症していることもおおいということを理解いただけたと思います。 就活をしていてNNTになってから大手病だと気づいたら最悪です。 そうならないためにも自己分析や足を使って就活をすることが本当に大切です。 実際に働いてから退職→再就職をしないためのリスクヘッジにもなります。 当ブログの題名に「奔走記」とあるように情報ももちろん大切ですが、とにかく足を使って一歩踏み出すことの方が大切です。 ぼくがここまで就活に奔走することができたのも、行動を起こし、まずは一つ内定が取れたことから始まりました。 練習企業でもいいので、1つ内定がとれれば就活がどんどんうまくいき、内定を取るコツが自然とわかります。 是非こちらもご覧ください。 絶対使うべきキャリアチケット ・利用者内定率驚異の80%超え ・ 内定獲得まで最短2週間 大手企業に勤めれば生涯安定ではない
BtoB企業にもっと興味を持つ
就活の軸を見なおす
あえて説明会でガラガラの企業ブースに行ってみる
大手企業の子会社もしっかり視野に入れる
自己分析をやり直す
まとめ