「インターンは行くべきだ!」と世間で言われている本当の理由をあなたは知っていますか?
理由が明確なうえで「行きたくない!」と言っているのであれば問題ありませんが、そうでなければ非常にもったいないんです。
企業が、わざわざインターンを開催するのには、本選考へ向けたかなり重要な意図があります。
そこで今回の記事では「インターンが面倒だ!行きたくない!」と思っているあなたが、「インターンに参加すべきだと言われている本当の理由」を理解いただけます。
本当に「インターンに行くのか?」「 行かないのか?」の決心をつけることもできますので、じっくりと読んでみてくださいね。
目次
就活生はインターンに行きたくない学生の方が多い

「インターンには行った方がいい」と世間で言われているため、何となくインターンに興味がある学生は多いと思います。
しかし、インターンに参加するためには、開催している企業の募集要項を確認、インターンための選考を受けて見事合格する必要があります。
とにかくインターンに参加する資格を得るだけでも面倒で「行きたくない!」といった就活生が多いのが実情です。
インターンシップに行かないと就活では不利?

僕は就職活動で9社から内定を得ることができましたが、インターンに参加しても内定までたどり着けなかった企業がたくさんあります。
逆にインターンに参加しなくても内定を勝ち取っている企業もあります。
ですので、必ずしもインターンに参加しなければ不利になるとは言い切ることはできません。
次に、インターンの種類や目的を理解し、なぜ「インターンに行くべきだ」と言われているのかを知っていきましょう。
種類・目的について知る

インターンは面倒で行きたくないとお考えている学生はまずインターの目的について知っておくことが必要です。
まずはじめに、インターンには短期インターンと長期インターンがあります。
それぞれの違いから見ておきましょう。
短期インターン :企業理解を深める
短期インターンとは1日から一週間程度の期間で開催されます。
インターンといっても内容は説明会やグループワークセミナー形式など様々です。
たった1日であなたの就活が大きく変わることはありませんが、企業に対しての理解を深めるには1日で十分です。
また、インターンシップでは実際に働いている社員の方と交流する機会が設けられていることが多いです。
インターンでしか知ることのできない情報もたくさんあります。
短期間で企業の情報・理解を深めたい学生には短期インターンは持って来いと言えるでしょう。
長期インターン :具体的に仕事を体験し理解する
長期インターンとは1か月から数ヶ月にわたり 開催されることが多いです。
期間や開催方法は様々で、学生が給料を貰いながらインターンを開催する企業もあります。
長期インターンでは、実際に仕事を体験することで具体的に仕事に対する理解を深めることができます。
ここまでである程度インターンに対するメリットを理解いただけたと思います。
しかし世間でここまで「インターンを行くべきだ」 と言われるようになった理由を今から紹介していきます。
「インターンは行くべき」だと言われている2つの理由

参加することだけでもかなり面倒なインターンシップが、なぜここまで行った方がいいと言われているのでしょうか。
行った方がいいと言われている2つの大きな理由を紹介していきます。
インターンに合格すると内定も出やすいから
あなたが、既に第一希望の企業が明確なのであれば、その企業の長期インターンを死ぬ気で受けた方がいいと断言します。
なぜなら、インターンの選考に合格することができれば、本選考でも内定までもらえる可能性が高いからです。

ここで、トヨタの採用計画・実績をみてください。
ある年のトヨタのインターンの募集人数は250人でした。
一方、本選考を通過し内定を得て実際に入社した社員の人数は695人でした。
(内定辞退も含めればその1.2倍の834人くらいに内定が出ていると予想します。)
上の数字だけを見ても、実際に内定を貰うよりインターンに合格する方が難しいことが分かっていただけると思います。
もちろんインターンシップを受ける学生数よりも、本選考を受ける学生数の方がはるかに多いという理由もありますが、 考慮すべきなのが学生の質です。
インターンシップに応募する学生は、早くから就職活動をしようという意識の高い就活生ばかりです。
そんな意識の高い学生の中から、少ないパイである「インターン合格」を掴み取らなければいけないことが難しいのです。
逆に、インターンに合格できたのであれば本選考でも、内定まで近づける可能性は極めて高いということです。
企業に対する志望度が高い根拠となるから
まず僕がこのブログで何度も伝えしている通り、就活で最も大切なことは志望度を伝えることです。
「志望度」と言うのは簡単ですが、この「志望度」を企業側に伝えることがかなり難しいんです。
理由としては、ほとんどの学生が全ての面接で「御社が第一志望です」と言うからです。
採用担当者からすると、全員が第一志望と言ってくるため、誰が本当に第一志望なのかを見抜くだけでも大変ということです。
そこで理解しておくべき点は、採用担当者が一番避けたいこと=内定辞退だということです。
どんなに優秀な学生に内定を出しても、のちに内定辞退をされれば採用計画に狂いが生じてしまいます。

優秀な学生=他の企業でも内定が出ている可能性が高い=内定辞退される可能性が高い
面接官はこういった思考であなたを見ています。
あなたが優秀な学生で本当に第一志望であっても、志望度が低いと相手に思われてしまったら選考落ちするのです。
ということは、就活では自分の優秀さをアピールすることも大切ですが、「本当に御社が第一志望で本当に御社で働きたいんです!という志望度の強さ」の根拠を伝える方が得策なのです。
その志望度の強さを根拠づけるためにインターンシップがかなり有効なのです。
口だけで第一志望ですと言っている学生は、正直その企業のインターンシップには参加していません。
インターンシップに行ったという事実があるだけでも面接官からすると

こういった思考になりやすいです。
ですので、ぼくはインターンシップに行って何かを学ぶということよりも、 インターンに行ったという実績を作るだけでもインターンに行く価値があると思っています。
就職活動をするときに楽をするためにも、インターンには行けるのならば行っておいた方がいいということが言えるでしょう。
それでも「インターンには行きたくない!」就活生へ


インターンの大切さを理解できても色々面倒で何よりアクションを起こすための腰が上がらない 就活生も多いことでしょう。
しかし何も「今すぐインターンに行け!」と言ってるわけではありません。
ここ最近の就活の特徴で、自分からアクションを起こさなくても企業側からアクション起こしてくれる「オファー型就活」が盛んになっています。
要するにインターンシップもオファーを受けることができる時代になっているのです。

そう思う就活生も多いかと思いますがあなたにもオファーは届きます。
僕の経験上とりあえずでもいいので「 オファーをもらえる状態にしておく」ことは後々かなり大切です。

このような軽い気持ちでオファー型就活サービスに登録を済ませる学生が多いです。
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