一生懸命地方銀行への就活をしても周りから止めとけと言われるときついですよね。
実は地方銀行の将来性に関して様々な視点から様々なことが言われています。
僕も就活生時代は銀行の就活をしており、まわりからとやかく言われてきました。
この記事では地方銀行へ就職活動をする学生が知っておくべき事を全て書いています。
ぼくの体験談もあります。
他のメディアがや企業では書けないことも書いています。じっくりとご覧ください。
目次
地方銀行の将来性はある?【やめとけ!と言われる】
マイナス金利政策が不安すぎる
マイナス金利政策についてはどの銀行も苦しんでいると言えるでしょう。
銀行の本業である貸出業務の利ざやが少なくなっているため苦しいのです。
これが一時的だというのですがおそらく長いことこの状況は続きます。
世界的にもヨーロッパは前からマイナス金利ですし、コロナショックの影響でアメリカまでもゼロ金利政策を行っている時代です。
要は先進国で金利を高く上げようと思うとかなり難しいんです。
この金利が上がってくれないことには銀行の収益は昔ほど良くは戻りません。
そういった意味では将来性が不安な就活生が増え
「地銀なんかやめとけ!」となりますよね。
地方の少子高齢化が不安すぎる
地方の少子高齢化が酷い件について。
ご存知の通り日本は高齢化社会がかなり世界的にも進んでいます。
高齢化社会というのは悪いことが多いイメージですが実は地方銀行にとっては助かってる面もあるのです。
高齢者はインターネットなどをうまく使いこなせず銀行に足を運びます。
また現在の高齢者は銀行員というだけで 莫大な銀行に対する信用があります。
そのため地方銀行の顧客層はほとんどが高齢者というデータがあるくらいです。
今はいいですが今後高齢化社会が進むにつれてインターネットを使いこなす高齢者が増えてくるんです。
そうなるとわざわざ店頭にも足を運ばず、インターネットバンキングで全て解決する高齢者が増えます。
つまり今のままでは他の業界と比べ現在高齢者顧客が多いため、顧客が減っていくのです。
わかりきっている話ですのでこれも地方銀行の将来性が悪いひとつの原因でしょうね。
後継者不足がかなり危険
中小企業の経営者不足がかなり深刻という話も聞くと思います 。
これが将来性がないといわれる原因。
日本にある99%の企業は中小企業です。
その中小企業をこきゃくとして多く抱えているのが地方銀行のためダメージが大きいのです。
経営者の後継者がいないとなれば店をたたむか買収をされるかのパターンがほとんどです。
しっかりと利益が出ている企業であれば買収の手もありますが買収する企業は 資金力のある大きな企業ということとなります。
つまり買収先がメガバンクと仲良しな大企業であることが多いのです。
そうなると地方銀行の顧客は減っていくということになります。
いずれにせよ中小企業が減っていくとなると地方銀行は苦しくなることはわかりきっていることなのです。
預貸率が大きく低下する
先ほどの経営者不足で企業が減っていき地方銀行が苦しくなるとお伝えしました。
そうなると銀行の本業である貸出業務を行える「貸す先」が減っていき苦しいのです。
つまり預貸率が下がっていきます。
それが将来性がないと言われる原因なのです。
預貸率が高ければ高いほど預かったよ金をたくさん貸し出しに回しているということです。
たくさん貸し出しに回すということはその分、たくさん金利が入ってきます。
今後預貸率が下がっていくことがほぼ確実と言われているため銀行収益が下がる将来を歩むのです。
さらに金利も低いとなれば将来に不安を抱くのもわかります。
貸し先がへってくるといって、無理な貸出を行ってしまうとスルガ銀のような事件に発展してしまいます。
地銀は自分たちの地元で商売が難しくなってきている
この世に地方銀行と言ってもたくさん日本に存在しています↓
注目すべき点は本拠地である都道府県からはみ出して隣の都道府県まで進出する地方銀行が増えているということです。
わかりやすい例で言うと大阪です。
大阪は都市部と言われていますが大阪の周りの和歌山県・滋賀県・奈良県・京都府・兵庫県の地銀が こぞって大阪に乗り込んできているのです。
これは自分の本拠地だけでは既に稼ぎづらくなっていることが理由です。
まだ隣に大阪という市街地があるだけマシと言えるでしょう。
仮に自分たちの主戦場も地方で、隣も地方であれば苦しさは増します。
昨今は特に地方銀行の経営統合も進んでいますので、将来に対する危険を感じるのもわかります。
せっかく就職した地方銀行が違う銀行や異業種に吸収されるといったことも可能性としてありえますね。
特に吸収されるの可能性の高い小規模の地銀は「やめとけ!」という声も聞きますね。
将来のビジョンが不安!
マイナス金利政策が導入され手数料収入に注力する地方銀行が増えてきています。
ただ手数料を稼ぐにしても、これといった目立った商品は今のところありません。
投資信託や生命保険 M & A の手数料など幅は広がっているのですがまだまだマイナス金利の穴埋めを出来るような状態では全くないのです。
この現状に対し今後の明るいビジネスモデルを描くことさえできないのが地方銀行の将来性の無さとも言えるでしょう。
あなたも興味を持っている地方銀行のビジョンを見てみてください。
就活生でも「これ大丈夫か本当にできるの?」と大きなクエスチョンマークが出ることが掲げられています。
しかも抽象的にです。
会社として具体的な将来ビジョンを描けないのであれば、仕事に対する意欲も低下しますよね。
地銀に就職すると年収は良くない?
転職サービスDODAによると地方銀行の平均年収は407万円だと言われています。
都市銀行の平均年収は500万円近くのため差は大きいです。
また銀行には様々な職種があり銀行に就職して何をするのかにより年収も大きく異なります。
一般的には窓口で座って手続きをするテラーより、外回りをして数字を取ってくる営業職の方が手当が多く年収もたかくなります。
また、地方銀行の年収を語るうえでは「物価の違い」というのも考慮する必要があります。
地方から都市部へ遊びに行くと「物価が高すぎる」と感じる
都市部から地方へ旅行に来た人が「物価が安い」と感じる
メガバンクの方が給料が高くても物価の違いがあるため一概に地方銀行が劣ってるとは言えないのです。
このように都市部と地方では物価がことなるため都市部の地銀のほうが年収は高くなりがちです。
地銀に就職するのは難しのに危険でやばい?難易度が高い地銀とは
昨今急激に銀行は店舗削減や人員削減を行っているからです。
採用人数を減らしているので倍率が上がり 就職しづらいということです。
地銀の将来性を考え、エントリーする学生は確かに減ってはいます。しかし、店舗削減に伴う採用人数削減と比べるとそこまで減っていないのです。
要は、銀行の将来性を抱きつつも、就活生は銀行をエントリーする企業から一切外す学生は少ないのです。
現在の就活生は一人で20から30の企業にエントリーすると言われています。
エントリーして面接まで進むと全ての就活生が「御社が第一志望です」という気持ちで臨みます。
単純に考えて採用人数をガクッと減らしたのに受けてくる学生はそこまで減っていない。
しかもみんな第一志望と言ってくる…採用側からすると誰が本当に銀行に入りたい学生なのかわからない。
これが、以前より地方銀行に対する就職活動が難しなっている理由でしょう。
就職するのに難易度が高い地銀とは
地方銀行を見る上でたくさんのランキングがあります。
私個人的な意見ですが就職する難易度が高い地方銀行とは預金量で見るべきでしょう
預金量が多いということはその分利用する顧客が多く必要とされているということだからです。
そもそも銀行は預金がないと何も仕事ができません。
これから銀行の数が減り人口も減る中で地銀の預金も必ず減っていきます。
相続する子供は都市部に住んでおりメガバンクを使う人が多く、地銀→メガへの相続資金流出が後を絶えません。
地銀は今後お金を集めることすら難しくなる時代が来ると予想されるのです。
ということは、預金量が集まりやすい都市部の地銀が人気となり倍率が上がり就職難易度が上がるという計算ですね。
地方銀行のランキングではよく収益率のランキングなども出されています。
しかしこれは注意が必要です。
一過性の利益が含まれている可能性があるからです。
銀行は貸し出しをメインに行なっていますが貸し出してないお金でリスクの高いハイリスクの運用を行っています。
その運用に振り分けている金額が多ければ多いほど相場がいい時は利益が莫大に出ます。
ランキングを作られた年に 運用が大成功した銀行が上位に入ってしまうということです。
ですのでやはり変動の少ない預金量を見るべきです。
つまり就職するのに難易度が高い地銀とは預金量が多い地銀ということです。
やはり地方より都市部の地方銀行の方が預金量は多いです。
参考までに地方銀行の預金量が多いと一般的に言われている地方銀行をあげておきます。
横浜銀行・千葉銀行・福岡銀行・静岡銀行・常陽銀行・北洋銀行・西日本シティ銀行・七十七銀行・広島銀行・京都銀行
地方銀行とメガバンクとの客層の違いとは?
ご存知の通りメガバンクは地方に出店をしません。
そのためメガバンクと地方銀行ではお客層が大きく異なると言えるでしょう。
地方に出店を中心に行なっている地方銀行では昔からの地主であったり高齢者が多いです。
さらにメガバンクは海外にも出店をしておりますので外国人が顧客になることもあります。
どちらが良いのかは一概には言えませんがそれぞれ顧客層のすみ分けをしてると言った感じですね。
地方銀行と信用金庫との客層の違いとは?
地銀は営利法人・信用金庫は非営利法人であることが一番の違いと言えるでしょう。
非営利法人とは一言で言うと 営利目的ではなく地域の活性化や繁栄を第一目的として業務を行う法人です。
対して地方銀行は営利目的です。
だからどうやって地域の活性化に貢献していないわけではありませんが、顧客層に違いがでてくるでしょう。
地方銀行は営利目的のためその地域以外の顧客にも積極的に開拓しにいく。
地方銀行に就職したら?あるあるを知っておく
地方銀行に就職した際のあるあるを知っておくことで入社後のギャップを埋めることができます。
良いあるあるも悪いあるあるもあると思います。
地方銀行に就活を行っていた僕の体験談も交えて紹介しておきます。
たくさんの OB 訪問の経験から聞いた話も紹介しておきますね。
シュレッターパズルを 誰しも経験する
半沢直樹でもやってましたね。
この大切な書類を間違えてシュレッターしてしまった…
そのような時はシュレッターの細い裁断されたのをパズルのように合わせて復元します。
一枚の紙を復元するのに数時間かかります。
これは本当らしいです。
複数の OB や先輩に聞いても、皆が揃ってシュレッターパズルを一度は経験済みでした。
マジでモテる
これは何回も言わせておいてください。
いろんな地方銀行の人に話を聞いてみるとほとんどの人が「モテル」といいます。
地方の地方銀行であればあるほどです。
(都市部の地方銀行では分かりませんが・・)
やはり地方銀行という世間体を手に入れたいがために就職したい人も多いですね。
ファックスは3人で目視確認
個人情報漏洩に関してかなり厳しいルールが敷かれています。
特に FAX だそうです。
銀行が茂る個人情報を外部に FAX する際に間違えたら大変なことになります。
仮に入所他の一年目が FAX のご送信をして個人情報漏洩したとします。
ニュースになるかならないかはわかりませんが、間違いなくその支店の支店長に処罰が与えられます。
一生懸命頑張って支店長になった人は1年生のズボラのせいで出世が止まるのです。
それぐらい個人情報を大切に扱わなければいけません。
メガバンクが本命だと面接で疑われる
これは就活であるあるです。
全ての面接で「御社が第一志望です。」
そういうように教育されている就活生。
当然地方銀行の面接でも第一志望と言いまくります。
厄介なのがメガバンクが第一志望の就活生も、滑り止めとして地銀を受けていることがほとんど。
そんなメガバンク志望の就活生も、地方銀行の面接で「第一志望です」と嘘つきまくる。
そうなることで本当に地方銀行が本命の就活生も、規模の大きいメガバンクが第一志望か???
と疑われるのです。
そんなわけメガバンクが第一志望の人でも簡単に作れます。
・地元に貢献したい。 ・全国転勤が嫌だ。 ・より小さな企業に接することで地域の役に立ちたい
なぜ地方銀行か?という問いに対してはほとんど就活生が上記の理由です。
つまり本当に地方銀行が第一志望だというのを人事に伝えるのはかなり難しいのです。
本当に地方銀行が第一志望であれば OB 訪問や支店訪問を重ねましょう。
口先だけではいけません。
「行動」で本当に第一志望だということを伝えることがおすすめです。
メガバンクにはない地方銀行に就職するメリット
仕事を通じて地域や地元に貢献できる
今まで自分が育ってきた地域は地元に貢献したいという就活生は多いです。
メガバンクでも地方銀行でも規模は違えど、同じような仕事をしているのであれば、地元に対して力になりたい人は多いんですよね。
また地方銀行の仕事の方がメガバンクより地域密着型です。
地銀は昔から地域との関係性が根強いため、親身になって相談に乗ることで信頼性が深まっているのです。
メガバンクが相手にしないようなところでも地方銀行なら親身になって手を貸してくれるといった声も多いですね。
地方でのネームバリューがすごい
あなたの地元はどこでしょうか?
首都圏であればメガバンクが乱立していますが、地方に行けばポツンと地方銀行一つでメガバンクは見当たらないことも多いです。
みんなが知ってる地方銀行のため「 地方銀行に就職する」というと「 おめでとう」 と言ってくれる人も多いです。
誰もが知ってる地盤で地方銀行という看板を使い仕事ができることは地銀のメリットと言えるでしょう。
地元なので将来的に親の面倒が見れる
これは実家暮らしの長男や長女によくみられる傾向。
社会に出るからと言って急に親元を離れるのは心配ですよね?
最近では親の介護のために離職せざるを得ない「介護離職」が問題になっています。
今後もその流れは続くでしょう。
そういう意味では地銀はよほどのことがない限り遠保にはいきません。
もし事例が出ても親の介護ならなんとか調整も可能なはず。
これは大きなメリットといえるでしょうね。
社内結婚が多い
銀行に就職している人は第一印象が良い人が多いです。
命の次に大切なお金を扱うため、印象が良い人間を集めるのです。
社内結婚する人も結構いるそう。
また社内結婚=お互いの地元も近いことがおおく将来的にも安心だといった声も多いです。
全国転勤がない
これは地方銀行の最大のメリットといえると思います。
地方銀行は決まった地域で支店を出店しています。
そのため転勤があったとしても転居を伴わない転勤がほとんどなのです。
これはメリットとされるのは主に結婚してから子供を持った時です。
転居を伴う転勤がないため単身赴任になったり、子供が学校の転校をすることが無いのです。
ぼくは転校したことがないのでわからないですが、小さい時に学校を変わるって結構勇気がいりそうで親からすると不安ですもんね。
地方銀行に就職するなら絶対に知っておくべき6大ニュース
スルガ銀行不正融資問題(かぼちゃの馬車問題)
引用:コトバンク スルガ銀行に関するニュースはかなり大きく取り上げられました。 銀行からの不動産投資に関する審査が厳しくなった原因の一つでもあります。 この事件が起こってしまった背景としては、、、 低金利時代で優良な融資先が少なくなっている中で、不動産投資の物件購入融資というのは数少ない有望な融資先の一つでした。 この事件の問題点は大きく二つです。 ・金融庁はスルガ銀行の業績が良いので他の銀行も見習えという方針だった 銀行という審査能力が高い企業であっても改ざんをスルーされていたり、銀行員も知っていながら指摘せずといったことがスルガ銀行内で横行していたのです。 不動産業界では他の銀行が貸してくれない先でもスルガ銀行なら貸してくれるといった話がまかり通っていたみたいですね。 要は危ない先にどんどんお金を貸していたスルガ銀行。 もちろん危ない先というのは金利も高くなります。 融資先が潰れない限り毎年大きな金利が入ってくるわけですからスルガ銀行の業績はかなりよかったんです。 それを見た金融庁は「素晴らしい。他の地銀もスルガ銀行のようにどんどんお金を貸して見習うべきだ」といった感じでまくし立てていたのです。 スルガ銀行ももちろんやばいですが金融機関を取りまとめる金融庁がそんな感じだともっとやばいですよね。 ちなみに問題発覚後、スルガ銀行の経営が傾き「助けてくれ」と救済を求めました。 そして、なんと手を上げたのが異業種である家電量販店のノジマだったんです。 引用:Wikipedia スルガ銀行の筆頭株主となり、副会長はノジマの社長が就任し銀行の立て直しを図っています。 2019年4月関西みらい銀行が誕生しました。 引用:Wikipedia 地方銀行の合併自体は今も盛んに行われています。 この合併の衝撃的だったところはメガバンクが地方銀行を切り捨てたというところです。 このように以前は三井住友が関西アーバン銀行とみらい銀行の約半分の株式を保有し経営権を握っていました。 現在では三井住友の株式保有割合が2割程度にとどまっています。 ようは三井住友がりそなに地銀の経営権を握る大部分を売却したのです。 経営統合を通じ会社規模を大きくしたいりそな銀行とのニーズの合致もあってこれが実現しました。 今後就活をする上で頭に入れておきたいことはもう地方銀行はメガバンクに助けてもらえないということです。 今回の例は、三井住友の話でしたが、まだまだメガバンクが地銀の大半を握っている株式持ち合い状態がたくさんあります。 今後もメガバンクが地銀の株を手放すという流れは続くでしょう。 地銀に就職をするのを考えている上ではいつ親元が変わるのかわからないということを頭に入れるということです。 銀行業界トップの三菱 ufj銀行が衝撃のニュースを発表しました。 引用:日経ニュース このニュースが出るまで他の銀行も店舗削減もかなり行ってきましたがこの業界トップの三菱ufj が4割も減らすというのは衝撃だったのです。 AI が台頭するにつれ、AIでもできる仕事はAIに任せ、銀行員が不要になってきたという事実が浮き彫りになりました。 就活をする上でこの店舗が減っていくというのはかなり重要な問題です。 なぜなら店舗が減るということはポストが減るということだからです。 支店長だけではありません。 その下の様々な役職の人がかなりの数減るということになるため さらに出世競争が激しくなります。 元々銀行という組織は出世競争が激しいのにさらに激しくなるということです。 今回の三菱ufj の例で言うと店舗を減らすのと合わせて銀行員の削減することも発表されています。 ・自然減(中途退職と定年退職) 銀行はかなり大きな組織のため毎年メガバンクであれば1000人前後の採用を行っていました。 その採用人数を抑制するのです。 大きな組織であるため毎年中途退社する人であったり定年退職する人もかなり多いです。 また店舗が減ることで出世競争が激しくなり銀行の将来性を考え退職する人も増えるでしょう。 どのぐらい退職者が出るかはわかりませんがとにかくこの二つの方法で人を減らしていくのですね。 つまり外套の銀行に口座があるだけで勝手にお金が引き出される可能性があったのです。 その紐づけ口座して地方銀行が多くあったので地銀に口座がある人は不安に駆られました。 地銀だけでなくメガバンクも提携しており事件の報道日は銀行に人が殺到しました。 それほど、大手ドコモの決済事業に銀行は魅力を感じていたということですね。 事件の原因は、キャッシュレスの波に置く遅れないように急いだ結果です。 またセキュリティーを甘く見ていたドコモ。 このようにドコモ口座の事件は地銀の就活をするのなら知っておくべきです。 SBI 銀行というネット銀行がありますが資金力を武器に苦しい 地方銀行と次々と手を組んでいるのです。 地方銀行側から SBI 側に 参加を検討する地銀もたくさんあるくらいです。 また、SBI側は2020年には福島銀行・島根銀行と資本業務提携を結ぶなどスピード感がかなり早いです。 この第4の地方銀行の最大のメリットはシステムにかかるコストを大幅に削減できる点です。 銀行では膨大な顧客データを扱い処理するための システムを維持する費用がかなりかかっています。 複数の地銀が一つになることで新しいシステムを導入しそのコストを下げることができるのです。 またお伝えしている通り銀行は貸出に回さなかったお金を自社で運用しています。 経営統合で運用部署の一つにすることでコストが減ります。 さらにSBI の特徴の一つとして運用部門が強いことがあげられます。 つまり株や債券を売買して儲けるのが地銀より SBI の方が上手なのです。 そこを SBI が一挙に受け持つことで利益が上がると予想されます。 一千万円の1%は10万円ですが1億円の1%は100万円といった具合に大きな資金量を運用することで利益も大きくなります。 また株式市場でもこの動きは注目されています。 SBI と手を組んだ地方銀行の株はかなり急騰しているからです。 株式市場でも次に SBI が手を組むのはどの地銀か? その地銀を探し出し先に株式を買っておくと思うけできるという投資も流行ったぐらいです。 次に SBI と手を組むのはどの銀行でしょうね。 菅総理が声を大にして言っているのが「地銀の数が多すぎる」ということ。 これは誰もがわかっていることですが、いよいよ国のトップ主導で動き出します。 SBIの動きや国の動きが合わさると過去にメガバンクが形成されたような大合併が起こることでしょう。 現に一つの県で独占禁止法の寡占禁止規定を例外的に適用除外とする動きは始まっています。 例えば青森県の中に2つの地銀が営業しており、日々切磋琢磨して営業していたとします。 青森のその2地銀が突然合併するとなると、客の立場からするとどうでしょう? 個人はいいかもしれません。 しかし会社(法人)にとっては銀行が県内に2つ→1つになることで競争が失われ、デメリットが出てくるのです。 近所にスーパーが1つより近くに2つあったほうが価格競争が起こり消費者にはメリットですよね? それと同じです。 今まではこの県内に1つの地銀とになることをダメとしてきました。 それがいよいよOKになるんです。 そうなれば一気に地銀再編が進み、第4第5のメガバンクが形成されるかもしれません。 地方銀行に対して様々な角度から説明をしてきました。 地方銀行の将来性がないと言われている理由を理解し、就職したいと思う就活生が減っている理由もわかったと思います。 ここでぼくが言いたいのは… 地銀に就職できたのはいいものの、就社後すぐやめてしまうようではもったいない。 この記事で地銀のメリットやデメリットなどお伝えしたつもりです。 しかし、本気で地銀へ行きたいのであれば併せてOB訪問なども行い「生の声」も収集してください。 そのうえで「納得内定」と取得してくださいね! そういった意味では就職した後の離職率を見ることは大切。 地銀は離職率が高いですが、このサービス利用者は3年以内の離職率0.1%です。 そのために僕が利用して絶対おすすめサービスが一つあります。 ジョブスプリング ・内定率だけでなく利用者評価も高い! ・納得内定したい就活生にぴったりメガバンクが地方銀行を切り捨て!関西みらい銀行
銀行が店舗削減!将来のポストが急激に減る
ドコモ口座事件!地銀が標的に
第4のメガバンク SBI 銀行 が 次々買収
菅総理は地銀合併を推進?
最後に地銀を受ける就活生に伝えたいこと
しかし僕の言ってることが本当であなたの人生さえも変える企業と出会えるのならどうでしょうか?