

就活の難関であるグループディスカッション( GD)は避けては通れない道です。
しかも、ほとんどの就活生がGDを苦手としています。
実はグループディスカッション( GD)で成功する学生には練習をたくさんしているという共通点があるんです。
ぼくは社会人になってからGDの採点者をした経験があります。
この記事ではそんなぼくが伝える、GDスキルを上げるための簡単な練習方法をまとめています!
ゆっくりご覧ください。
目次
就活ではグループディスカッションの練習をしたほうがいい理由

グループディスカッションとは複数の学生で一つのテーマについて議論を煮詰めるワークです。
またGDの採点側からしても「練習不足な就活生」と「練習を積んできた就活生」は見てすぐわかります。

逆に経験を積んで慣れておくだけで、ある程度レベルが上がりほかの学生との差がすぐに開きます。
【就活のGD採点者が伝授】グループディスカッションの 練習方法8選!


GDの練習方法1 友人とディスカッション練習する
理由としては、面接練習は面接官と就活生という立場の違いが発生するためふざけやすい。
GD であれば二人とも就活生としての練習できるため結構練習になるのです。
実際僕が友人とグループディスカッション( GD) の練習をしていた方法をお伝えします。
① やるのならお互いふざけないと決める ② 10分間で終わりな! と時間を決める ③ 議論を交わす正解のないお題を決める
短時間でふざけることなく議論を交わすことができるため かなり練習になります。
意味のないような議論でも、頭の中で脳を回転させ意見を真面目に述べるだけでも練習になります。
GDの練習方法2 あなたを撮影し改善点がないか確認
一見、そう思われがちですがここでのポイントは
「あなたがどのように周りから映っているのか?」客観的に一度確認しておくべきということです。
面接のガクチカでも自己PRでもいいです。
とにかくスマホに向かって真剣に話している姿を録画してみてみてください。
・真面目な意見でもフワフワしている雰囲気がする ・笑っているつもりが硬い表情になっている ・意見を言っているが棒読みに聞こえる ・そもそも声が小さい ・意見を言うときに自信がなさそう
客観的にあなたを動画で見たときに、自分自身に対して以上のように思うのであれば改善すべきです。
自分で気づく=相手も気になっているからです。
以上のように自分の意見を述べる際に重要な改善点があるままGDの経験を積んでも、意味がないです。
重要な改善点がないかの確認を早いうちにしておくことで、就活全体の選考通過率もあがります。

GDの練習方法3 キャリアセンターの対策イベントに参加
あなたの高い学費はキャリアセンターの利用代金も含まれています。
行かないと損です。
特に就活解禁後は実践的な模擬面接が GD 対策などが行われます。
もちろん無料で就活スキルを上げることができるため使わない手はありません。
またキャリアセンターの最大のメリットはこちらです。
就活のアドバイスは一般的なアドバイスも大切ですが、あなたに合ったアドバイスでなければ意味がありません。
当然あなたの大学のキャリアセンターはあなたの学歴の就活生の アドバイスに特化しています。
これを使わない手はないということです。

GDの練習方法4 対策の就活本を買う
今では就活に対する対策本がかなり充実しています。
しかし、グループディスカッションに関しての本は少ないです。
逆に言うと一冊本を買ってちょっと勉強しさえすれば簡単に周りと差をつけることができます。
就活に対するお金の投資は惜しまずやってください。
その1000円ぐらいであなたの人生が変わるかもしれないからです。
僕はこのディスカッションノートでグループディスカッション通過率が少し上がりました。
どうしても書籍にて対策をしたい学生には向いているかもしれません。
ちなみにFラン就活生だったぼくは本は苦手のため向いてませんでした。
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GDの練習方法5 YouTube で対策動画を見る
やっぱり動画は最強です。
ブログや本で文字を見て勉強するより吸収が早いです。
電車に乗りながら勉強することもできるため隙間時間に動画を見る軽い気持ちで構いません。
「グループディスカッション・対策」
と検索すれば山ほど出てきます。
GDの練習方法6 ニュースにツッコミを入れる練習をする
この練習方法としては、ニュース番組を見ながら自分でツッコミをいれるという 練習方法があります。
グループディスカッション(GD)では自分の意見をうまく周りに伝えることが大切です。
そのためにはツッコミを入れるのです。
お笑い芸人のツッコミのようにズバズバいく感じではありません。
ニュースを一旦受け入れてからツッコミを入れる
例えばこんな感じです
孫が祖父母を殴り大けがを負わせたニュースがあれば…
一見いみある?っておもいますが、やってみてわかります。結構これでスキルは上げられます。
ニュースを見てすぐに発言しようとすることで、頭の回転力が上がりますよ!
芸人みたいにツッコミで笑いを取ろうとしなくてOKです。
GDの練習方法7 大学の授業やゼミに本気で取り組む
就活と授業を両立させるのは難しいですよね。
ここでは無理に授業に出席しろーと言うつもりはありません。
お伝えしたいのは演習形式の授業やゼミはGDの練習になるため積極参加すべきということです。
どうせ授業やゼミに出席しているのならその機会を十分に生かしましょう。
あなたの大切な時間を使っているので 恥ずかしいなんて言ってられませんよ。
個人的にはこの授業やゼミを使い練習する方法はお勧めです。
本番のグループディスカッション(GD)ほど緊張はなく比較的リラックスした状態でチャレンジできるからです。
GDの練習方法8 とにかく場数を踏みまくる
グループディスカッションが得意だという就活生は少ないです。
その一番の理由は慣れていないからです。
面接は内定を取るまでにどの就活生も何度も経験します。
次第に場慣れしていき苦手意識も少なくなってくるのです。
一方で、グループディスカッションはどうでしょうか?
圧倒的に面接より行われる回数が少ないのです。経験不足している就活生がほとんどなのです。
就活生によってはグループディスカッションを一度も経験しないまま就活を終える人もいます。
とにかく練習でもいいので場数を踏むことが一番重要です。
グループディスカッションが行われる企業の選考を無理やり受けてください。
またはグループディスカッション(GD)が行われる就活イベントに参加してしまうのが得策です。
腰が重いのはわかります。
しかし、行動せずGDスキルは上がりません。
こういったときにサッと参加する予定を勢いで入れてしまうことも大切です↓
就活生の4人に1人が利用しています。
最大級イベントMeets Company ・内定取得率驚異の90%以上! ・ 就活生の4人に1人が利用! 大手企業であればあるほど選考の初期段階でグループディスカッションが行われます。 いったいそれは何故なのでしょうか? 超人気企業であればあるほど、応募する就活生の倍率は100倍から1000倍を超えるといわれています。 採用担当者の立場に立ってみてください。 決められた就活スケジュールの中で、 そんな膨大な数の就活生を、一人一人優秀かの判断ができるはずがないのです。 必然的に採用活動の効率化を図ることが必要なのです。 そこで、バサッと学生の良し悪しを判断する手っ取り早い方法で有名なのが「 学歴フィルター」でしょう。 学歴だけで簡単に就活生をざっくり絞れます。 学歴フィルター以外に、採用活動を効率化するもう一つの方法が、グループディスカッションです。 グループディスカッションで採用活動の効率化を図れるのです。 このことからグループディスカッションでは勝つために努力するのではなく負けないための努力が必要であることが分かると思います。 優秀さをアピールするのではなくて変に浮いてしまい、負けないよう注意するだけでいいんです。 その時急いで場数を踏むより、早くから練習したほうがいいに決まってます。 もし下記でGD予定が空いており、かつ参加できる会場であればとりあえず枠だけ取っておくことをお勧めします。 そのあとの上達方法は、小さなコツやスキルを積み重ね習得していくことです。 ここではGDに関するコツを紹介していきます。 このようにグループディスカッションに対して 攻めの姿勢を持ちすぎていると危険です。 なぜなら企業が グループディスカッション(GD)をする目的は 「問題解決に対してどのような意見を述べられるか」 「組織の中でもうまく強調しコミュニケーションを取れるか」 主にこの2点を見ているからです。 以下の2点をアピールする! 「問題解決に対してどのような意見を述べられるか」 「組織の中でもうまく強調しコミュニケーションを図れるか」 グループディスカッションでこのような発言をする人は見たことありますよね。 イキっているように感じる人もいるかもしれませんが、これは結構大切です。 なぜならグループディスカッションのテーマは抽象的で正解がないものだからです。 そのテーマをなるべく 噛み砕いて具体化し定義を決める そうすることでチームの話がうまくまとまりやすくなります。 議論が煮詰まってくると気づけばテーマからそれていることがあります。 ずれた議論となっていれば、ゴールに立ち返り軌道修正を図ることで無駄な議論をすることが無くなります。 僕みたいなリーダーシップのない影の薄い人間がこれを言うとかなりイキってるように思われます。 出だしだけ頑張って終息していく感も出てしまうため、キャラににりこれは発言しないほうがいいでしょう。 GDでは採点者が見ているときだけ大声を張って声量でアピールしようという学生もいます。 しかし、そういったこすい戦略はすぐに見破られます。 しかも採点者側が気づいてしまうと結構その就活生はウザいです。 特にディスカッション中に採点者とチラチラ目が合う就活生は最悪です。 「こいつそういった時だけ頑張るやつだ」といったいい印象は持たないでしょう。 先ほどお伝えした通り、GDは勝つより負けないことのほうが大切です。 進行役 書記 TM(タイムキーパー) アイディアマン 道それ修正役 以上のように5つにわかれます。 進行役・書記・TM(タイムキーパー)は必須ですね。 事前に役割を決めてください。と支持のある場合もあれば、指示がない場合も多いです。 チームの誰か一人が役割を決めよう!と言い出さなければ役割なしで進んでしまうことさえあります。 そういったところも見られていますよ。 いくら役割が決まらないからと言って、僕のような控えめな学生がイキッって進行役なんかすると自爆します。 キャラを明確に知っておくためにも、時期的にGDを受けるまでには自己分析は徹底(最終確認)しておいてくださいね↓ そんなクラッシャーと 一緒の班になった際は注意が必要です。 周りの就活生が求めているのはクラッシャーをクラッシュすることですがそれをすると悪い評価になることがあります。 最も無難なのはクラッシャーに上手く対処しつつ ディスカッションを軌道修正させることです。 僕も正直クラッシャーをうまく対処することはできません。 人を引っ張れるリーダーシップのある人がやるべきことです。 無理に正義感を持ってチャレンジする必要はありません。 できる人に任せておけばいいのです。 僕のようなリーダーシップのない人はとにかくクラッシャーがいたら自分もクラッシュされないように普通に頑張ってください。 悪目立ちせず負けないことをとにかく考えてください。 それだけでグループディスカッション(GD)の選考通過はできますよ。 例えばこういった意見をあなたが言うとします 一見誰でも分かる話であり、 強い根拠は必要なさそうですが根拠も添えてください。 「サービスの利用者はスマホ世代の若者であるから」 「サービスの認知度が低いため即効性があり手軽なスマホ広告がいい」 このように自分の位置にプラスアルファ根拠を添える形で発言ができるとベストです。 一つの発言に対して全て伝えると話し過ぎになりますので注意してください。 でも安心してください。 グループディスカッション(GD)で発言をたくさんすることが好きな就活生はほとんどいません。 みんな嫌だけど内定を得るために頑張って発言しているのです。 初めは特に深いことを考える必要もありません。 とにかく発言をすることだけを考え積極的にディスカッションに参加していきましょう。 発言が明らかに少なく負けるGDになることだけを避けるよう意識しましょう! グループディスカッション(GD)では発言することが大切ですが周りの意見を聞くことも大切です。 発言したはいいものの場違いな空気の凍る発言をしてしまいますよ? そうなってしまうとディスカッション力のない学生だと判断されてしまいます。 お勧めとしては自分が発言をした後の数分はとにかく聞くことに徹することです。 感覚的に一度発言をしたら どんどん自分の意見を畳み掛けるのではなく一旦身を引き相手の話を聞きましょう。 そうすることで自分の中でディスカッションを聞く時間というのを作ることができ、 その次の発言にかなり集中できます。 これもGDの選考する側の裏話です。 主にGDでは発言に注意がいちがちですが、聞いているかをチェックする項目があります。 場面としては主に「GD中」と「他のグループの発表の後の質疑応答タイム」です 話を聞く姿勢 学生A 〇 × 学生B 〇 × 学生C 〇 × こんな感じで聞いているか聞いていないか?という姿勢を〇×で一瞬にして判断しています。 特に気が抜けやすいのが「他のグループの発表の後の質疑応答タイム」です。 ここで気を抜いて寝ていたり、興味なさそうな態度でいると一瞬で負けるGDへと変わってしまいます。 いろいろお伝えしてきましたが、就活は何事もとにかく経験をたくさん積んだほうがうまくいくと感じます。 そういう意味では、下手に就活スキルをつけるより、GDも面接もとにかく経験値を積むことが効率的なんです。 ここまで読んでいただけた就活生は比較的就活に対して意識が高く真面目なひとが多いと思います。 知識はあるけど経験不足なために損するようではもったいないです。 ぜひこちらも参照し、こういった気持ちの時に一歩アクションをしてみてください! 面接慣れするにはこれを是非↓ 就活のGDでは「勝つよりも負けないこと」が大切な理由
【就活のGD採点者が伝授】落とされないための【9つのコツ】
GDで落ちないコツ① 見られている点をもう一度、意識する
GDで落ちないコツ② スタートとゴールを定義する
GDで落ちないコツ③ 発言する声のトーンや大きさが重要
GDで落ちないコツ④ 指示がなくても役割分担を決める
GDで落ちないコツ⑤ やばいやつ(クラッシャー)になるな!
GDで落ちないコツ⑥ 意見を述べる際根拠を徹底的に添える
GDで落ちないコツ⑦ とにかく発言する回数を増やす
GDで落ちないコツ⑧ 相手の意見はとにかく聞いていると思わせる
GDで落ちないコツ⑨ 他のグループの発表を真剣に聞く
おわりに…元Fラン就活生のGD採点者から